「かっこいい攻め様」はもう古い？

BLには攻めと受けという役割があります。攻めは挿入する側、受けは挿入される側です。
一般的には「タチとネコ」と呼びますが、BL界隈だと作中で使用される以外に「タチ」「ネコ」という言葉が登場することはありません。
ちなみにBL界隈での王道は「かっこいい方、雄っぽさがある方が攻め」「カワイイ方が受け」とされていたのですが、最近こうしたオーソドックスなカップリングはあまり見かけなくなりました。
たとえば……「中性的なドーリーフェイスの方が攻めでガチムチのガテン系お兄さんが受け」とか「酒癖も女癖も悪いクズが攻めで容姿端麗、真面目な青年が受け」などなど。
時代を追うごとにキャラクターのクセが強くなっている傾向にあります。
それから、絵柄も随分変化しました。昔のBLは少女漫画のようなキラキラした絵柄のものが多かったのですが、最近は男性向け漫画のような作品を描かれる作家さんも増えてきています。
このように、BLも時代に合わせて変化しています。
それなのに、読む側の人間が「BLは女の人が読むもの」という考えにとらわれているのは勿体ないですよね？
いまは男性もBLを普通に読む時代。しかも無料で読める時代です。
新しいオカズ探しをしているそこのアナタ！ぜひこの機会にBLエロ漫画を読んでみてはいかがでしょうか。